なんとなく毎日が息苦しいと感じていませんか?
「もっと自由に生きたい」そう思うのになぜか心がモヤモヤする。
その原因はもしかしたら自分軸と他人軸にあるかもしれません。
この記事では他人軸で生きることで感じる「しんどさ」の正体をひも解き
自分軸で生きるヒントをご紹介します。
読み終えるころには心がすっと軽くなりあなたらしい一歩を踏み出すきっかけが見つかるでしょう。
なんだかいつも疲れてしまう理由
毎日なんだかスッキリしない。 何をしても満たされない。
そんな風に感じることが増えていませんか。
もしかしたらその疲れは体のサインではないかもしれません。
心からのサインかもしれません。
自分らしくいられないことへの心の疲れがあなたの毎日を重くしている可能性もあるでしょう。
周りの期待に応えようと頑張っていませんか?
「良い人」でいようと無理をしていませんか。
周りの期待に応えるために自分の気持ちを後回しにする。
本当は違う意見なのに、波風を立てたくないから合わせてしまう。
私自身も若い頃は家族の要望に応えようと自分の気持ちを抑えてきました。
家族にとってそれが当たり前だったこともあり、
私の気持ちを汲み取ろうとしてくれていると感じたことはありませんでした。
それでも「私なんかの気持ちより、家族の要望を優先すべきだ」と考えていたのです。
このような行動は一時的には人間関係を円滑にするかもしれません。
しかし、心の奥では大きなストレスになっています。
知らず知らずのうちにあなたは自分自身の気持ちに蓋をしているのです。
誰かの評価に振り回されていない?
SNSでの「いいね」の数。上司からの評価。
友人からの同意。これらに一喜一憂していませんか。
人の評価は時にあなたの行動を制限します。
「こうすれば評価される」「こうしないと嫌われる」
そんな思考があなたの自由な発想を奪っていくでしょう。
評価を気にするあまり本当にやりたいことが見えなくなってしまうのです。
「自分軸」って実はとてもやさしい考え方
自分軸と聞くとわがままや自己中心的といったイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、本当の自分軸はそれとは大きく異なります。
自分軸とは、あなた自身の心の声に耳を傾け大切にする生き方です。
それは自分を尊重し、穏やかに毎日を送るための羅針盤のようなものでしょう。
「自分勝手」とは違います
自分軸で生きることは決して自分勝手になることではありません。
周りの意見をまったく聞かないということでもありません。
自分軸とは、自分の価値観や感情を理解した上で他者との調和を図る考え方です。
自分を大切にするからこそ周りの人にもやさしくなれる。
そんなあたたかい関係性を築く土台となるものです。
心がすっと軽くなる、自分との付き合い方
自分軸を意識するとあなたの心は驚くほど軽くなります。
他人の評価に怯える必要がなくなるからです。
「私は私」という揺るぎない自信が生まれるでしょう。
自分の感情に素直になり本当に心地よい選択ができるようになります。
それはまるで重い荷物を下ろしたときのような清々しい感覚かもしれません。
「他人軸」のクセに気づくワーク
長年染み付いた「他人軸」の考え方は無意識のうちにあなたの行動に影響を与えています。
そのクセに気づくことが自分軸を取り戻す第一歩です。
ここでは簡単なワークを通してあなたの心のパターンを見つめ直してみましょう。
少し立ち止まり、自分自身と向き合う時間を持つことが大切です。
こんな言葉に心当たりはありませんか?
- 断ることが苦手
- 人の顔色をうかがってしまう
- 「〜すべき」「〜するべき」が口癖
- 周りの意見で自分の行動を決めてしまう
- 自分の意見よりみんなの意見を優先する
これらの言葉に1つでも「ドキッ」としたら
あなたは無意識のうちに他人軸で生きてきたのかもしれません。
あなたは何を我慢してきた?
これまでの人生であなたはどんな時に「本当は嫌なのに…」と感じてきたでしょうか。
例えば、行きたくない誘いを断れなかったこと。 言いたいことを飲み込んだ経験。
やりたくない仕事を嫌々引き受けたこと。小さなことでも構いません。
心の中で「我慢したな」と感じる出来事をいくつか思い出してみましょう。
それらの経験が他人軸のあなたを形作ってきたヒントになります。
「本当はどうしたい?」と問いかける習慣
日常のささいなことから「本当はどうしたい?」と自分に問いかける習慣をつけましょう。
今日のランチは何を食べたい?休日はどう過ごしたい?友人に誘われたけれど正直な気持ちは?
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
この問いかけを繰り返すことであなたの心の声が少しずつ聞こえるようになるでしょう。
自分の感情に意識を向ける練習になります。
少しずつ「自分軸」に戻るためにできること
他人軸から自分軸への移行に焦る必要はありません。
長年の習慣を変えるには時間が必要です。
小さな一歩から始めることが挫折せずに続ける秘訣です。
今日からできることを1つずつ実践し、あなたらしいペースで進んでいきましょう。
すぐに変わらなくて大丈夫
完璧を目指す必要はありません。
ときには他人軸に戻ってしまうこともあるでしょう。
そんなときも自分を責めないでください。
「あ、今は他人軸になっていたな」と気づくこと自体が大きな進歩です。
少しずつできる範囲で自分軸を意識する。
その繰り返しが、やがて大きな変化をもたらします。
今日から始められる、ひとつの小さな行動
今日からできる具体的な行動を1つ決めてみましょう。
例えば朝起きた時に
「今日一番やりたいことは何だろう?」と自分に問いかける。
SNSを見る時間を意識的に減らしてみる。
「NO」と言ってみる練習をする。
あなたが無理なく始められる小さな一歩を選んでみてください。
その小さな行動が、自分軸で生きる未来への確かな道のりとなるでしょう。
おわりに
自分軸で生きることはわがままになることではありません。
自分自身の心の声に耳を傾け、大切にする生き方です。
他人軸から抜け出すためにはまず自分が何を我慢してきたのかに気づくことが重要です。
そして「本当はどうしたい?」と自分に問いかける習慣をつけましょう。
すぐに変わる必要はありません。小さな一歩からで大丈夫です。
今日からできる行動を一つ選び、実践してみる。
その積み重ねがきっとあなたの毎日をより心地よく、あなたらしく彩ってくれるでしょう。
自分軸で生きることであなたはもっと自由にそして穏やかに毎日を過ごせるはずです。