なんとなく気持ちが落ち着かない、焦るけれど理由がわからない——。
そんな「モヤモヤ」を抱えたまま、毎日を頑張っていませんか？
忙しさに流されて自分の気持ちを見失いそうになるときこそ
立ち止まって心の声に耳を傾けてみることが大切です。
この記事では心の中のモヤモヤを少しずつほどいていくための、
頭と心がスッキリ軽くなる習慣づくりのヒントを3つのステップに分けてお届けします。
ゆっくり、やさしく。
自分らしい気持ちの整え方を見つけていきましょう。
どうしてこんなにモヤモヤするの？
心がざわつく、気分が晴れない。
漠然としたモヤモヤの正体は一体何なのでしょうか。
その原因が分からず不安や焦りを感じている人も多いかもしれません。
ここではモヤモヤが生じる理由とその奥に隠された「本音」を見つけることの重要性について考えてみましょう。
原因が分からない不安や焦り
毎日の生活で感じるモヤモヤ。
その正体が分からず漠然とした不安や焦りを感じることはありませんか。
忙しい日々の中で自分の気持ちにゆっくり向き合う時間がない。
それが、心の奥に感情を溜め込んでしまう原因かもしれません。
感情の奥にある「本音」を見つける大切さ
モヤモヤは、あなたの心が何かを伝えようとしているサインです。
しかしそのメッセージが何なのか自分でも気づかない場合が多くあります。
感情の奥にある「本音」を見つけることはモヤモヤを解消する第一歩となるでしょう。
ステップ1 今の自分を優しく見つめる
モヤモヤとした気持ちを感じたとき
私たちはついその感情を否定したり無視しようとしたりしがちです。
しかし心の状態を整えるためには、まず今の自分をありのままに受け入れることが何よりも重要です。
ここでは自分に優しく寄り添い気持ちを言葉にする方法を紹介します。
否定せずに気持ちを言葉にする
モヤモヤを感じたときまず大切なのはその気持ちを否定しないことです。
「こんなこと感じるなんて」「もっとしっかりしなきゃ」と自分を責めていませんか。
どんな感情もあなたの正直な気持ち。
まずはそのまま受け入れることから始めましょう。
「私は今、こう感じている」で始めてみる
具体的な方法として「私は今、こう感じている」という言葉で
心の中の感情を表現してみるのがおすすめです。
「私は今、少し疲れている」「私は今、誰かの言葉に傷ついている」
このように言葉にすることで感情と距離を取り、客観的に見つめるきっかけになります。
ステップ2 モヤモヤの正体を書き出してみる
頭の中で堂々巡りするモヤモヤは、そのままにしておくとさらに気分が重くなることがあります。
そんな時は心の中にあるものを「見える化」する作業が有効です。
ここでは頭の中の混乱を整理しモヤモヤの正体を探るための書き出し方法について解説します。
頭の中の混乱を「見える化」する効果
心の中にあるモヤモヤは頭の中で考えているだけではますます複雑になりがちです。
そこで試してほしいのが感じていることを書き出す作業。
ノートやメモ帳に浮かんでくる感情や考えを自由に書き出してみましょう。
頭の中の混乱が整理され「見える化」されることで客観的に状況を把握できるでしょう。
解決じゃなく整理が目的でも大丈夫
「どうにか解決しなきゃ」と完璧を目指す必要はありません。
書き出すことの目的はモヤモヤの正体を「整理する」ことです。
箇条書きでも走り書きでも構いません。
誰かに見せるものではないので思ったことをそのまま正直に書き出してみてください。
私はいつからか自分の気持ちを伝えようとすると涙が出てきて上手く伝えられなくなりました。
幼い頃から自分の気持ちを伝えるのは苦手でしたが、思春期特有のものなのか涙が出てしまいそれを隠すためにますます自分の気持ちを伝えることができなくなってしまいました。
最初は自分の気持ちを伝えなくても気になりませんでしたが、徐々にあの時ああ言えば良かったと思うことも増えてきてどうすれば上手く自分の気持ちを言葉にできるんだろう…と考えるようになりました。
そんなとき始めたのが「ノートに書く」でした。
ノートに自分の思ったことをまとまりがなくても書いていくうちに伝えようとしたことがまとまったり、そうすると伝えなくても自分の気持ちが整理できて色々な考え方があるのだな、と勉強になったりもしました。
それから毎日日記を書くようになりました。
何かあったらまずは文章にしてみる、それは今も変わりません。
ステップ3 心が落ち着く小さな行動を取り入れる
心のモヤモヤが少し整理できたら次は積極的に心を落ち着かせる時間を作りましょう。
日々の忙しさの中で見過ごしがちな小さな行動が心の平穏を取り戻す鍵となります。
ここでは簡単に取り入れられるリセット習慣と「心地よさ」を感じる時間の重要性についてご紹介します。
深呼吸・散歩・五感を使うリセット習慣
モヤモヤとした気持ちが少し整理できたら、次は心を落ち着かせる行動を取り入れましょう。
深くゆっくりと深呼吸をする、近所を散歩してみる、お気に入りの音楽を聴く、温かい飲み物を味わうなど、五感を意識した行動は凝り固まった心をほぐす効果があります。
大きなことでなくて構いません。大事なのは自分の心が落ち着くこと「ほぉ～」と思わずひと息出てしまうようなのんびりした時間を過ごしましょう。
「心地よさ」を感じる時間を意識的に持つ
忙しい毎日だからこそ「心地よい」と感じる時間を意識的に持つことが重要です。
アロマを焚く、好きな香りのハンドクリームを使う、肌触りの良いタオルを使うなど心が安らぐ瞬間を日常に散りばめてみてください。
これらの小さな習慣が心のモヤモヤを和らげ穏やかな気持ちを育むでしょう。
私はシーリングスタンプに一時期はまりました。
ろうそくを見ながらお気に入りの色のワックスを溶かしている時間がなんとも言えない無の時間を作ってくれました✨
おわりに
日々の生活の中で感じるモヤモヤは誰にでもある自然な感情です。
その感情を無理に押し込めず優しく見つめ、書き出し、そして心を落ち着かせる小さな行動を取り入れることであなたはきっと穏やかな自分を取り戻せるでしょう。
この記事で紹介した3つのステップは、今日からすぐに実践できるものばかりです。
焦らずあなたのペースで心のモヤモヤと向き合ってみてください。
感情の波に上手に乗り、自分らしい毎日を過ごすきっかけになるはずです。
